仙台ー東松島ー石巻ー陸前港ー南三陸ー女川 支援活動レポート
7Nature Usagi 5/26-5/31 仙台ー東松島ー石巻ー陸前港ー南三陸ー女川 支援活動レポート
今回は、東日本大震災で被災した宮城県を中心にボランティアプラットホームを通して、（個人、グループ、ボランティア）からの要請を受けて、約２０家族に救援物資を運びました。
このボランティアプラットフォームとは、新しく立ち上がったサイトで、物資とボランティアを探せる•募集できるサイトで、被災された方々の希望する物資等をオンタイムで確認でき、登録してログインする事で、現地までいかなくても、遠い場所からでもピンポイントで、必要な物資をサポートする事ができます。
ボランティアプラットフォーム
http://b.volunteer-platform.org/
今回、私たちはこのボランティアプラットフォームに以下のInfomationを掲載しました。
"現在、救援物資 食料、日用品、こども衣料品、おもちゃ、文房具等を持って、仙台に到着しました。こちらに一週間滞在します。
車で動いているので、そちらまで持って行きます。
ぜひ、ご連絡下さい。7Nature Usagi Team"
この告知をして約１時間で、１２件もの電話がありました。
この電話でさらに必要とする救援物資を聞き、避難されている場所または自宅にて避難生活を送っている家を回って行きました。
今回救援物資を届けた場所
石巻市中里七丁目
よだれかけ、粉ミルク、おむつ、食料、おもちゃ
本吉南三陸歌津港
食料、日用品、消耗品、おもちゃ、こども服
小船越字下谷地
食料、調味料、靴下、サッカーボール、筆記用具
石巻市大街道南
こども服、おもちゃ、食料、日用品、消耗品
女川町鷲神浜
食料、お米、おしめ、生理用品、日用品
石巻市向陽町
食料、日用品、消耗品、こども服、おもちゃ
女川石浜町
食料、日用品、消耗品、衣類、おもちゃ
石巻市鹿又（おかあさん+こども８家族）
こども衣類（きもの、じんべえ）、文房具
東松島市矢本
食料、文房具、衣類、サッカーボール
東松島市大塩
姿鏡、ドライヤー、日用品、食料、おもちゃ、こども服
仙台市若林区
ベビーカー、おんぶひも、絵本、おもちゃ、こども服、おしめ、おしりふき、食料品
仙台市宮城野区（お母さんのボランティアチーム）
食料品、日用品、消耗品、こども服、おもちゃ、おかし、手作りマスク、絵本、文房具
その他救援物資を宮城県から送った場所
岩手県山田町
食料、日用品、消耗品、長靴
岩手県上関伊郡大槌
食料、日用品、消耗品、おしめ、おしりふき
宮城県遠田群涌谷町
食料、日用品、消耗品、老眼鏡、ブランケット
届けた日用品/消耗品
（蚊取り線香、洗剤、柔軟剤、シャンプー/リンス、カミソリ、生理用品、おしめ、キッチンハイター等）
届けた食料品（日持ちするもの）
お米、レトルト、カップラーメン、野菜ジュース、缶づめ、スパゲッティー、ふりかけ、のり、おかし、野菜（じゃがいも、人参
、タマネギ）等
避難所から、自力で家を借りたが何もない家族、家は残ったが、救援物資が届かない家族、その他仮設住宅への抽選が当たらない為にいくつかの家族で狭いアパートに住んでいる家族、避難所が優先のため、あまり救援物資が届かない家族等、様々でした。
（仮設住宅は全壊した家族、お年寄りのいる家族、障害者を持つ家族等が優先となり、その他の家族は抽選となり、これもまた厳しい状態にあるようです。旦那さんがけがをしていて、働きに出たいがこどもが小さい為に保育園に預けたいが、保育園料月３万円を支払う事ができない等、みなそれぞれに違う厳しい状況に置かれていました。）
石巻から南三陸ー気仙沼ー静川ー陸前高田エリアは、ものすごい光景が広がっています。波は全てを飲み込んでしまいました。
陸前港でお会いした漁師のご家族は、回りは何もなくなった場所の高台にある自宅
で５月２５日までの２ヶ月間電気のない生活をしたそうです。水も通っていなく、雨水を利用して生活していました。
このような場所でかろうじて生活している方がいます。
陸前港の漁師の大家族で、港の目の前１６mの高台があり、そこに家がありました。
１５mまで、海面が上がってきて、道は通る事ができず、電気が通ったのは５／２６日
前後で、約２ヶ月間電気なしで、生活されていたそうです。水はまだ救援車を待つ状態で
お風呂等も雨水を利用していました。でもみなさん明るく、また漁を始めると話していらっしゃいました。
女川町の現状2011.5.29
女川港の奥にかろうじて残った、何軒かの方達が、協力し合って生活しています。
ここの町は壊滅状態で、とても厳しい状況での生活状態でした。
このお母さん達は、石巻で被災されたヤングママのグループ"Baby Bonds Team"です。
１０ー１５家族のママ達が協力し合って、物資を集めたり、交換したりしています。
家が全壊してない人もいるのですが、そこに住む事ができず、避難所生活または、みなで狭い部屋をシャアして、生活しています。家が壊れていないという理由に十分なサポートが滞っている状態です。旦那さんがけがをして、仕事をしなければいけないのだが、こどもを保育園に預けるのも月３万円。今の状態では、無理です。お化粧品も全くないようです。名古屋の繊維の町長者町のみなさんから頂いた、新しいこども用の浴衣やじんべえを
渡した時は、とても緊張してる顔が、明るくなって「これを夏にこどもに着せる楽しみができた。」と笑顔になって、とても明るい雰囲気に包まれました。
軌道に乗るまでは、サポートが必要です。
7Nature Usagi こども救援Teamは、今後も長期に渡り、支援活動を続けて行きます。
救援物資を引き続き、募ります。
どうぞ宜しくお願い致します。
募集する救援物資
食料（レトルト、お米、野菜ジュース等の日持ちする物）
日用品、消耗品（洗剤、蚊取り線香、おしめ各サイズ、おしりふき、柔軟剤、キッチンハイター、ひげそり（女性、男性）、トイレットペーパー、女性の化粧品等）
こども服、Baby用品、おもちゃ、文房具
救援物資送り先
7Nature Usagiこども救援支援本部
161-0031
東京都新宿区西落合４ー１２ー８ーカネタビル１０３号室
連絡先：080-3127-7476 又は090-1807-9707 担当 藤田,知久
問い合わせ：office@oak-to-all-relations.com 又は jumping1972mouse@gmail.com
サポート
The North Face、名古屋長者町の町のみなさん、その他海外を含め個人で救援物資を送ってくれた方々
7Nature Usagi-The North Face 公式ページ
http://www.goldwin.co.jp/tnf/powwow/
7Nature Usagi Twitter
http://twitter.com/#!/7NatureUsagi
