ONO-YOKO-SANとONOCHORDとImagine-peace-tower
先日ono yoko-sanのレクチャーに行ってきました。
２００７年の１０月９日（John Lennonの生まれた日）にono-yoko-sanは
アイスランドの首都レイキャビックの目の前の小さな島に地熱発電を利用
し、アイスランドの空を突き抜けて光るライトインスタレーション
Imagine-Peace-Towerを作りました。今年の１０月にこの空を越えて光る
タワーを見たのですが、これ本当に圧巻でした。
ono-yoko-sanが言われてたのですが、今から４０年前に初めて
John Lennonがono-yoko-sanを自宅へ呼んだときに、ono-yoko-sanは
パーティーにでも招待されたのだろうと訪ねると、家はとても静かで
そこでJohn Lennonが「君の展覧会で君のコンセプチュアルアート
ノートブックを読んだときにLove Light Towerというスケッチを見たのだ
けど、これを家の庭に作ってくれないか」と頼まれたのが、縁のはじまり
だったそうで、はじめは「これはコンセプチュアルアートで実際につくる
のは無理です。」と話したそうです。
それから４０年経って、時間と自然の流れでアイスランドに光の束
Imagine-Peace-Towerが出来上がったそうです。
はじめはビルの７階や８階くらいしか届かないんじゃないかと思ったそう
ですが、完成して実際の光は空を越えて、地平線の遠くの遠くまで伸びて
いって、それはもう驚いたそうです。
http://www.imaginepeace.com/tower.html
OnochordとはI LOVE YOUを光で表現する行為のことで
懐中電灯でもペンライトでも何でもいいのですが、
I LOVE YOU に合わせて光を点滅させる行為
I i (一回点滅させる）
Love ii（二回点滅させる）
You iii （三回点滅させる）
ono-yoko-san 曰く
「みんな愛を表現するのがへたくそでしょ。女の人は結構オープンマインドだけど、男の人は
恥ずかしいじゃない。だから光で表現するのよ。いろんな人に向けて、空に向けて、もうあちら
こちらに I (i) Love(ii) You(iii)って！」
ono-yoko-sanの実物は陽のオーラの充満した、まったく複雑でない明るい方でした。
