YES / NO DENKMAL POSTER IN POTSDAMスタート

7月9日の開会式を皮切りにいよいよYES / NO DENKMAL POSTER 30枚を乗せてポツダム駅より電車が走り始めました。

ポツダム市長のヤン•ヤコブさんからの挨拶があり、続いて緑の党のウベ•フローリッヒさん、被爆の体験をされている今回の発起人でもあるベルリン在住の外林 秀人さんのお話がありたくさんのメディア関係者が集う中電車がスタートしました。

全30枚のポスターに共通して描かれている赤のキノコ雲とそれをひっくり返した水の瓶のイメージは作家 黒田征太郎さんが描かれたイメージで、自由にのびるラインのイメージはユーゴスラビア出身のビジュアルメディアアーティストのNatalija Ribovic/ナタリヤ•リボヴィッチによって描かれています。



スタンプにて押されている*IM GEDANKEN AN DIE OPFER*というのは過去におこった悲劇と被害者の事を決して忘れてはいけないという意味で*DENKMAL YES!*というのはメモリアル記念碑建立にYESという意味です。
ポツダム市中を2ヶ月間走り回り、キャンペーンを行いポツダム市にあるアメリカ大統領のトルーマンが滞在し、1945年の7月の終わりに原爆投下の決定を下した場所といわれる、その目の前のHiroshima Platzという広場にメモリアル記念碑を建立するために募金を募っていきます。

photo by martina wiedeleroither